免震付OAフロア
フロアーウテナ

地震時の揺れから重要な機器を守ることを目的としている免震機能付きOAフロアです。サーバー室や指令室など、緊急時でも機能を維持しなければならない部屋に採用されています。
「フロアーウテナ」は、OAフロアに組み込むことで、通常の免震床より施工が簡単になり、床高を低く設置できるようになりました。さらにエキスパンション(緩衝板)が不要になった分だけ、免震部分の面積がより広く出来るようになりました。

製品概要

製品名

フロアーウテナ

型番

FU

特長

  • メンテナンスフリーですので、設置後のランニングコストはかかりません。
  • 免震支承とOAフロアを一体化することで低床化が可能になりました。
  • エキスパンション(緩衝板)が不要になった分、免震部分が広くできるようになりました。
  • レベルモルタルやアンカーは不要です。OA床に近い容易な施工性です。
  • 部屋が狭い場合や、天井までの高さが低い場合、リニューアルの場合に適しています。
  • 減衰機構と自動原点復帰機構を採用しており、地震発生後は原点に復帰します。

新旧免震床断面比較

FU製品概要の写真

免震支承の構造

フロアーウテナの自動原点復帰の様子です。



フロアーウテナの免震の様子です。
入力地震波は1995年(平成­7年)1月17日(火)に発生した兵庫県南部地震による地震波です。

構造

フロアーウテナ

  • 固有の振動周期がなく、搭載荷重に左右されない構造です。
  • 低床高であり、広い免震面積(室床面積の60%程度)を確保できます。
  • 支承部は工場で組み上げるため、現場での調整は不要です。
  • レベル出し作業が1回で済みます。
  • 免震床の耐荷重は5,000 N/m2です。

フロアーウテナの標準平面構成図

フロアーウテナの標準平面構成図

フロアーウテナの標準断面構成図

フロアーウテナの標準断面構成図

仕様

 項目  免震方向  ストローク  固有周期  トリガー加速度 動的摩擦係数  免震効果 
仕様 水平  最大±390mm  非線形(V型レール)  100~150 gal  約 0.1   床上/床下
=約1/4程度

カタログ

施工例

①支持脚のレベル調整
①支持脚のレベル調整

②免震支承の仮置き
②免震支承の仮置き

③免震支承同士の連結
③免震支承同士の連結

④免震床所定分の施工
④免震床所定分の施工

⑤OAパネル組込みにて免震床完成
⑤OAパネル組込みにて免震床完成

⑥固定床部組立てにより完成
⑥固定床部組立てにより完成

03-5496-7556 
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