サーバーラック用免震台
サーバーウテナ 『SUM/SUL』シリーズ

 地震からサーバーラックを守るための免震台です。IT情報を保護するために、サーバーラックの下に設置されます。
 神戸波(阪神淡路大震災)など様々な地震波を用いた振動試験をクリアしました。
 地震後自動で原点付近まで復帰し、余震に備えます。
   メンテナンスフリーで、ランニングコストはかかりません。

製品概要

製品名

サーバーウテナ

型番

サーバーウテナ

  • SUMシリーズ (ストローク250mm)
    【省スペースモデル】
      神戸波などのさまざまな地震をクリア
  • SULシリーズ(ストローク335mm)
     【高性能モデル】
      より大きく揺れる中間階への設置を実現

サーバーウテナの写真

サーバーウテナ可動時の写真

特長

  • 免震効果 神戸波『818gal』→『140gal』に低減

   1995年の兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)に対する振動試験結果を示します。

  • フェールセーフ設計

 免震装置と搭載機器を固定することも可能です。これにより、免震性能範囲を超えるような地震が発生した場合でも、転倒リスクを低減できます。(設置条件によっては、免震装置のアンカー固定またはオプションの転倒防止板の使用を推奨しています。)



  • 中間階にも設置可能
  高性能モデル【SUL】はストロークの問題で、これまで設置の難しかった中間階にも設置可能です。

  • 原点復帰で、大地震後の頻繁な地震にも対応
 円弧レールを採用しているため、地震の揺れが収まると重力により免震装置は原点に戻ります。その為、大地震後の頻繁な地震にも変わらない性能を発揮します。  原点から大きくずれた状態の免震装置は、次の地震に本来の性能が発揮できず、転倒するリスクや搭載した装置が破損するリスクが高まります。

映像資料(YouTubeを利用)

サーバーウテナ免震性能試験
100%の各種地震波で揺らした際の映像です。
地震は3次元振動試験システム「DUAL FORCE」(株式会社NTTファシリティーズ)にて再現しました。

構造と仕様

  • 上下レールによりコンパクトながら可動変位量の拡大を実現させました。
  • 摩擦型ダンパー(フリクション・ローラー・ダンパー)により、積載荷重に合わせて減衰量が変化します。加えて円弧レールを使用することで、搭載荷重によらない、安定した免震性能を発揮します。
  • 上部プレートとレールは分離しません。

内部構造

*1 FRD:フリクション・ローラー・ダンパーの略。
摩擦によって減衰力を発生させます

サーバーウテナ仕様表

施工例

サーバーウテナ施工写真

導入事例


地震対策事例

 

技術情報ダウンロード

  • サーバーウテナ【SUMシリーズ】 外観図一式(pdf)
  • サーバーウテナ【SULシリーズ】 外観図一式(pdf)

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